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チタンリング

 チタンの歴史

チタンを最初に発見したのは1795年イギリス時のクレーガーです。
彼は海岸の砂から採取した砂鉄の中に鉄以外の酸化物を発見しました。
この時、この金属は
メナカメイトと命名されました。
これが後にチタンと同じものであることが証明されます


チタンが発見されたのはその四年後でした。1795年、ドイツの科学者クロプートは、ルチル鉱石の大部分がこれまでに知られていない物質であることを発見しました。
クロプートは
この金属をギリシャ神話のタイタン(TITANEN:巨人)
にちなんでチタン(
TITAN)と名付けました。

このチタンがメナカナイトと同じものだったのです。その後この酸化物から金属チタンを抽出したのはなんと120年後、1910年のことです

それを工業的に金属チタンを製造することに成功したのは、アメリカのクロール博士による製造法の発見であり、実用化に至ったのは実に第一発見より150年後のことでした。

 チタンと言う金属
チタンの特性は一言で言うと(軽く、強く、さびない)です
比重は鋼の3分の2なのに強度は同等、耐食性も抜群です
最初はもっぱら工業用として、最近は、金属アレルギーを起こしにくいこともあって
アクセサリーにも使われています。
チタンの酸化皮膜は虹色に光ります。とてもきれいです。

 チタンリング
DarkSlowWarpのチタンリングは、シルバーとチタンの組み合わせでできています

そもそもチタンがアクセサリーに使われ始めたのは最近のことで、それも金属アレルギーに効果があると言うことで使われていて、積極的にデザインに使われているのはほとんど無いと思います。そのわけは非常に硬く、溶接もできない(不可能ではない)、実に加工しにくい素材だからです。

チタンのグレーは微妙な深みのある色です。
これとシルバーとの組み合わせの相性のよさに気付いて何とかリングにできないかと思い、できたのがチタンシリーズです。
これらのシルバーとチタンはすべて”かしめ”と言う技法でとまっています。
これは溶接されているところが無いと言うことです。(接着剤でもないよ)

かしめ”を説明しますと下のようになります

かなづちで上からチタン棒をたたく
チタン棒が穴に通されていきます
シルバーパーツ、上に皿穴が揉んであります
チタンパーツ、普通の穴です
シルバーパーツ、下に皿穴が揉んであります
金床まで棒が通る時、棒の両端がつぶれて、
 皿穴に引っかかり抜けなくなる。これがかしめ止めといわれる技法です

後は穴の数だけ棒を入れていけば全体が張り合わせられます。
このように非常に手間がかかる技法なのです
それ以外にも3ヶのパーツはそれぞれ板材から糸鋸で切り出されており正確に切ることが要求されます。
特にチタンは硬くの鋸刃がすぐにだめになるほどです。

チタン棒をすべての穴に差
し込んでいきます。
それがこのように出来上がります
純チタン アルミニウム
比重 4.51 2.7 7.86 8.93
融点(℃) 1668 660 1530 1083
ヤング率(MPa)X10000 10.43 6.91 19.22 11.67
電気抵抗率(μΩ-cm・20℃) 47.0-55.0 2.7 9.7 1.7
電気伝導率(対Cu,%) 3.1 64.0 18.0 100.0
熱伝導率(cal/cm2/sec/℃/cm) 0.041 0.487 0.145 0.923

 

機械的性質

グレード 化学成分(%max) 機械的性質
H O N Fe Ti 引張強さ(MPa) 耐力(MPa) 伸び(%)
純チタン JIS 1種 0.015 0.15 0.05 0.20 270-410 ≧165 ≧27
純チタン JIS 2種 0.015 0.20 0.05 0.25 340-510 ≧215 ≧23
純チタン JIS 3 0.015 0.30 0.07 0.30 480-620 ≧345 ≧18
純チタン JIS 4種 0.015 0.40 0.07 0.50 550-750 ≧485 ≧15
チタン合金           (350-1200)    
炭素鋼           (200-1000)    
ステンレス           (600-1000)